国際アニマルコミュニケーションスクール

ペットと安全:食べ物③ 原料表と添加物を知ろう

  • facebook
  • instagram
お問い合わせはこちら

ペットと安全:食べ物③ 原料表と添加物を知ろう

ペットと安全:食べ物③ 原料表と添加物を知ろう

2022/07/20

今日はペットフードに何が入っているのかな?をまず「知る」ことから!

 

まずは二大原料、お肉と穀物から見てみましょう。

 

原料は多い順に書かれていますから、肉食メインの猫の場合、肉類と穀類の順番どちらが先になっているかによっても、フードの質を見る指標になるでしょう。

 

●肉類:

「肉」を表す言葉に他の文字が続いていたら、人間が食べるいわゆるお肉の部分だけでないと知っておきましょう。

 

・〇〇肉副産物:肉以外の部分(肺・腎臓・脳・肝臓・骨・胃腸など)が含まれています

 

・肉分、ミートミール、チキンミール:これは肉の部分ではありません。血液・毛・羽・皮・角など(本来捨てるような、食べられない部分)も混ぜて作られています(時に糞も…)。原料表示にとても多く見られますが、残念ながら粗悪信号、要注意!

 

●穀類:

・糟糠(そうこう):米や麦、オオバコなどの実ではなく、表皮の部分。ぬか、ふすまと呼ばれるような部分

 

・グルテンフィード:トウモロコシからコーンスターチを製造する際に発生する副産物

 

・大豆ミール:脱脂大豆や大豆、つまり搾った後の残りの部分

 

・ホミニーフィード:トウモロコシの皮部分も含まれているカス

 

水に漬けると膨れるフードは、こういった成分の仕業… 入っていればいるほど膨らむので、お腹の中で膨れると満腹感はあるのかもしれませんが、それは栄養ではなく繊維の膨張… 

 

 

そして原料表の後半になると添加物の出番です。

カンタンに腐らないようにする、形状を保つには、やはりそれなりの「工夫」が施されているものです。

 

「人間の目に」色をキレイに見せるための

●着色料:

・赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、カラメル色素、ビートレッド、β-カロテン、二酸化チタン

・発色剤:亜硝酸ナトリウム

 

●しっとり・やわらか・半生食感を作るための保湿剤:

グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトールなど

 

プロピレングリコールは猫に毒性が強く、ペットフード安全法でキャットフードでの使用は禁止されています。

犬で毒性は認められてないとされていますが、ドッグフードでも使用量に制限が設けられています。過剰摂取すると、アレルギー反応、腸閉塞など様々な悪影響を及ぼします。

 

しっとりやわらかな水分を保ちながらカビを防ぐという(まるで魔法!の)効果があるもの。カビたものを食べさせるのも相当危険なので、働きとしては分からなくもない…人間用の麺類やおにぎり、洗剤や化粧品などの日用品にもなどにも使われています。毒性が強いため、量はかなり制限されています。

 

●食品中にいる細菌の増殖を抑えて腐敗を防ぐための保存料:

ソルビン酸、ソルビン酸カリウムなど

 

体の大きさと摂取量を考えると、見た目や保存のための添加物が多いフードばかりをずっとあげ続けるのは気を付けたいものです。

 

ぜひ大切なうちのコの健康のためにも、ぜひパッケージの裏を見ることから始めましょう!

 

 

人と動物たちが今よりももっと幸せと喜びにあふれて共に生きていける。

そんなステキな未来を、アニマルコミュニケーションを通していっしょに創りましょう。

 

アニマルコミュニケーションについて、スクールについてなどなど

お問い合わせフォームはこちら

 

個別カウンセリング、スクール・クラスについてなど何でもお気軽にご相談ください

15分無料相談はこちら

 

毎週1回、アニマルコミュニケーションについて、人と動物の暮らしについてなどなどつづっております

無料メールマガジンのお届けはこちら

 

うちのコとお話しするには? プロのコミュニケーターになるには? 
国際アニマルコミュニケーションスクールの詳しいサイトはこちら

 

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。