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猫飼いは下僕?猫ちゃんとしつけ

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猫飼いは下僕?猫ちゃんとしつけ

猫飼いは下僕?猫ちゃんとしつけ

2022/04/11

下僕、下女、しもべ、家政婦、飯係、召使い、使用人… 

 

なんとも時代錯誤な感じの言葉が並びましたが… 

猫との関係の中で猫飼いさんたちが持つ自分像のほんの一例です。それも、つらさやもの悲しさとは一切無縁で、どちらかと言えば自ら「喜んで!」。まあ言う通りにはならない気まぐれ様たちに日々振り回されながらも、笑顔でせっせとお仕えしていることが多いものです。

 

ご主人様、コマンド、芸。そんな主従関係が色濃いワンちゃんと人の関係とは、まあ対極と言えるほど違うものですね!

 

歴史から見ても、1万5千年前から関係を築いてきたい犬に対して、猫は2千数百年。その差は歴然です。猫はミステリアス、という見方をされることが多いのも、まだまだお付き合いが浅い故かもしれません。自然を濃厚に残し、野良というスタンスでもたくましく生きている。

 

犬と猫では、人間との共存戦略の方法がそもそも違うのでしょう。一概に、歴史が長ければ人間が“主”的になるかと言ったら、必ずしもそうはならないでしょうし、お猫様たちは、どこまでもいっても、人間とのスタンスを変えることは無いようにも思います。

 

長い歴史の中で、その生活圏も、お散歩やお出かけといった行為で、人と共に人間社会の中に行動範囲を持っていることが多いワンちゃんたち。飼い主さん以外の人間に接することも多いですし、人間のルールで動いているところに身を置くことも多い。人間社会の中でどのように振舞うと、「いいコ」として自分もうれしく楽に生きていけるのか、という面からも、基本的な「しつけ」はとても大事。また体の大きいワンちゃんや、種として攻撃性が強めのワンちゃんなどは実際危険な存在になってしまうこともありますから、社会生活というベースの中では、人が制御できる、言うことが聞ける、という視点は必要なものです。

 

一方ねこちゃん。

一日の大半を家の中で過ごし、今はさらに完全室内飼育が推奨されていることもあり、外界との接点は犬に比べたら格段に少ない。体格も、人間と暮らすタイプであれば、犬のように、人間よりも大きい種というのもありませんから、襲われて命が危ない、という危険もそこまでは無いでしょう。

 

猫にしつけはそもそもムリ、ということもよく聞かれます。

逐一人間の方を気にして、コマンドをこなしていくようにすることは、必要もないかとは思います。

 

それでも。鋭いキバや爪での噛んだりひっかいたり、は、人間の薄い皮膚では対処しきれません。どんなに可愛くても、やっぱりとんでもなく痛いし傷つく(文字通り、身も心も)。噛んでいいもの、ダメなものを、こんこんと伝えていくことは絶対に必要です。

もちろん、怒鳴ったり叩いたりなんて論外です。ちゃんとできたら褒める、は当たり前です。

 

いざという時にはあなたを守り一緒にいるのは、この“召使い”なのだからね。という確認と信頼の積み重ね。

 

ねこちゃんの「しつけ」といったら、それくらいではないかなと思います。

ふだんはどれだけ好き勝手やっていても、それがそのまま魅力なのですから!
 

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